バストアップのシミュレーションをして、目標を決める時の参考にしてください。
バストは、こちらの写真のように変化します。
シリコンバッグ豊胸
シリコンバッグ豊胸は100㏄で1カップUP
シリコンバッグ豊胸は、乳腺の下などバストの内部にシリコン製のインプラントを挿入してボリュームアップを図る手術です。 片胸100ccの豊胸バッグで1カップUPが目安。1度挿入してしまえば、バッグが破損しない限りそのボリュームを保ち続けることができますが、経年劣化が避けられないので、10年前後で交換が必要になります。
ヒアルロン酸豊胸
ヒアルロン酸豊胸は100㏄で1カップUP 100㏄の注入で1カップUPする
ヒアルロン酸豊胸は、バスト用のヒアルロン酸を乳腺下に注射器で注入する方法です。豊胸手術の中でも気軽に試せることから「プチ豊胸」と言われています。 サイズアップは片胸100㏄の注入で1カップUPが目安。効果の持続期間は、短いものだと1ヶ月、長いものでも2年程度で、ほとんど体に吸収されてしまいます。そのため、バストの大きさは注入直後がMAXで、その後は少しずつ小さくなるとお考えください。
脂肪注入豊胸
脂肪注入豊胸は150㏄で1カップUP
150㏄のバッグ挿入で1カップUPする脂肪注入豊胸。太ももやお腹から脂肪を採取してバストに注入する豊胸手術です。バストアップと同時に太ももなどの痩身効果が得られること、ここ10年ほどでコンデンスリッチ豊胸やセルチャー豊胸などの定着率の高い脂肪注入豊胸が広まり、2021年にはさらに高い定着率が期待できるエクソソーム豊胸もスタートしたこともあり、今では、シリコンバッグ豊胸やヒアルロン酸豊胸と同じくらい主流な豊胸術となっています。 脂肪の場合は、片胸150㏄程度の注入で1カップUPが目安。脂肪は注入しても、ある程度は体に吸収されてしまうので、ヒアルロン酸豊胸やシリコンバッグ豊胸と比べると、少し多めにバストに入れる必要があります。ですが、術後6ヶ月もすれば脂肪が定着し、そこからボリュームが落ちることはほとんどありません。
それぞれの豊胸術で実現できる㏄とその理由
実はバッグ豊胸、ヒアルロン酸豊胸、脂肪注入豊胸、それぞれには、入れられる胸のボリュームに限度があります。
シリコンバッグ豊胸はバストにスペースがある限り片胸何㏄でも可能
シリコンバッグ豊胸は、挿入スペースが確保できる限り、理論上は何㏄でも手術が可能です。 ただし日本では、100〜300㏄程度のシリコンバッグしか用意していないクリニックが多いので、それ以上のサイズを希望される方は海外から特別に取り寄せることになります。 ひと昔前までは「せっかく手術をするなら」と、200㏄オーバーの大きなバッグを入れる方が多かったのですが、今は100から150㏄程度の小さめのバッグで”ナチュラルに仕上げる”方が増えているようです。 しかし、実際のところシリコンバック豊胸にはリスクが付きもの。バストにスペースが少ない痩せ型の人に大きなバックを無理やり入れると形が崩れてしまいます。施術直後は満足されるかもしれませんが、数年後のことを考えるのであればシリコンバック豊胸はおすすめしません。
ヒアルロン酸豊胸で片胸200㏄以上の注入は危険
入れ過ぎると皮膜が厚くなり、しこりや炎症に。 ヒアルロン酸豊胸を行うクリニックの多くは、その注入量に片胸100〜200㏄までの限度を設けています。理由は200㏄以上の注入が非常に危険だからです。 ヒアルロン酸をバストに注入すると、それを囲むように被膜(コラーゲンの膜)が形成されます。通常であれば、被膜は少しずつ体に吸収さるのですが、1度に大量のヒアルロン酸を注入してしまうとこうはいきません。被膜は分厚くなり、分解されずにバスト内に残ることに。それはやがてしこりとなり、ひどい時には炎症を引き起こすこともあります。そのため美容先進国のアメリカでは、豊胸目的でバストにヒアルロン酸を注入することが認められていないのです。
脂肪注入豊胸の1度に注入できる量は片胸250㏄
適正以上の注入はかえって生着率を下げる。 平均的な日本人のバストの場合、皮膚の伸びなども関係するため個人差はありますが、脂肪注入豊胸で1度に注入できる脂肪の量は、片胸250㏄前後だと言われています。これは国際美容医療研究会で、その道のプロである美容外科医たちが意見を交わし、導き出した結論です。 それ以上の注入は脂肪が定着しないどころか、高い内圧によって脂肪細胞が大量に壊死したり、しこりになったりと、リスクが伴うので行わないのが基本。もし脂肪注入豊胸で大幅なバストアップを希望されるのであれば、豊胸機器の併用や数回に分けた注入が必要になります
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