お椀型の胸になるには?
就寝時も専用のブラを着用する
日中にご自身に合ったブラジャーを着用するのはもちろん、就寝時にも専用のナイトブラを着用することが大切です。就寝中は仰向けや横向きに寝ることで、クーパー靭帯やバストの皮膚が伸びやすくなります。ナイトブラはこの伸びを低減してくれるため、バストの形を保つのに役立ちます。
ただし、ナイトブラがきつすぎると血流が悪くなり、逆に胸に悪影響を及ぼす可能性があります。必ず試着をして、自分に合った、優しく胸をホールドしてくれるものを選びましょう。また、ナイトブラを着用することで、就寝中に体勢が変わるたびに胸が動く不快感が減り、より快適に眠ることができるというメリットもあります。
姿勢を正す
姿勢を正すことは、お椀型の胸を目指す上で非常に重要です。デスクワークやスマートフォンの使用が長時間続くと、つい背中を丸めてしまいがちですが、背中が丸まると胸が胴体からぶら下がっているような状態になります。この姿勢は胸にとって良い重力のかかり方ではありません。
背筋を伸ばし、胸を張ることで、鎖骨で胸を引っ張り上げるようなイメージで姿勢を整えましょう。デスクワークが長い場合は、パソコンのディスプレイの位置を高めに設定する、またはスマートフォンを目線の高さに持ってくるなど、姿勢を改善するための工夫を習慣化することが推奨されます。これにより、姿勢が良くなり、胸の形もより美しく保たれるでしょう。
入浴をする
忙しくて毎日シャワーで済ませている方もいらっしゃるかもしれませんが、お椀型の胸を目指すには、毎日の入浴が大切です。湯船に浸かることで全身の血流が良くなり、当然バスト周辺の血流もアップします。血行が良くなることで、乳腺に栄養が行き渡りやすくなり、お椀型のふっくらとした胸に近づきやすくなるのです。
さらに、入浴は良い睡眠を得るためにも重要です。質の良い睡眠が確保できると、成長ホルモンの分泌が活発になり、バストアップの効果が期待できます。バスト周辺の血流を良くするだけでなく、良質な睡眠を確保するためにも、できる限り毎日入浴することを心がけましょう。
マッサージをする
マッサージを通じてお椀型の胸を目指す方法もあります。以下の手順で行ってみましょう。
まず、左手で右脇の脂肪を右胸の方に流します。次に、左手で下から右胸を優しく持ち上げます。その後、右胸のバストトップより上にボリュームができるように、指を揃えた右手をバストトップより上に添え、内側にカーブさせながら胸の形を整えます。この一連の手順を、右胸と左胸を交互に行います。
マッサージは1日に何回行っても構いませんが、力を入れすぎないように注意してください。バスト用のクリームを使用すると、摩擦によるダメージを軽減できるのでおすすめです。マッサージを行うタイミングとしては、入浴直後が最も効果的です。
筋トレをする
お椀型の胸を作るためには、鎖骨からバスト上部に広がる大胸筋を鍛える筋トレが効果的です。以下の手順でトレーニングを行ってみましょう。
まず、背筋を伸ばし、胸の前で手を合わせて合掌します。次に、合掌した手を左右から押し合うように力を入れます。この状態を15秒間キープし、その際にはゆっくりと呼吸をするようにしてください。トレーニングが終わったら、ゆっくりと力を抜きます。
このトレーニングを2から4の手順を繰り返し、1セットを5回行います。1日に5セットを目安に実施するように心がけると良いでしょう。
胸が揺れる運動は極力控える
胸が揺れる運動はなるべく避けるようにしましょう。胸が揺れると、バストを支えるクーパー靭帯に負担がかかり、損傷する可能性があります。一度傷ついたクーパー靭帯は修復できないため、今の状態をできるだけ保つことが重要です。
もしランニングなどの運動でどうしても胸が揺れてしまう場合は、スポーツ専用のホールド力の高いブラジャーを着用して、胸の揺れを抑えましょう。スポーツ専用のブラジャーはスポーツ専門店などで簡単に手に入れることができます。どの運動をするのか、どのサイズが合うのかについてお店のスタッフに相談しながら選ぶと良いでしょう。また、試着が可能な場合は、必ず試着して自分に合ったものを選ぶことをおすすめします。
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