脂肪注入豊胸のダウンタイムや注意点
脂肪注入豊胸は、ご自身の脂肪を太ももやお腹から吸引し、胸部に注入することで胸を大きくする豊胸術です。 異物を入れたり、切開したりする豊胸術と異なり、ご自身の脂肪を注入するため、自然でやわらかいバストアップを実現できます。
ダウンタイムは1ヵ月程度
脂肪注入豊胸の術後の腫れ・内出血・痛みは、1ヵ月程度です。 脂肪を注入したバストよりも、脂肪吸引の箇所に筋肉痛のような痛みが生じます。胸部の痛みは少なく、腫れや内出血も生じますが、次第に引いていきます。腫れがおさまると、一見サイズダウンしてしまった印象を受けますが、脂肪が定着した部分でしっかりバストアップします。 脂肪注入豊胸のダウンタイムは、胸よりも脂肪吸引部が重いため、Aquicell(アキーセル)という負担が少ない脂肪吸引のオプションを付けることがおすすめです。
痩せ型の方は脂肪吸引が困難
太ももやお腹周辺から脂肪を吸引するため、痩せ型の方は脂肪注入豊胸が難しいことがあります。 理想の脂肪採取量は800cc程度で、最低でも500〜600ccは必要になります。吸引したい部分をつまめる程度の脂肪があることが目安です。 BMIが18.5未満の痩せ型の方でも、脂肪注入豊胸ができた症例があるため、カウンセリングでまずは医師に相談してみましょう。
脂肪が定着するまで安静に
脂肪注入豊胸の術後は、脂肪を定着させるために3ヵ月程度は安静にすることが大切です。すべての脂肪が定着することは難しく、術後の過ごし方で定着率が変わってしまうことがあります。 特に術後は、タバコ・過度なダイエット・胸のマッサージは控えてください。タバコは血行不良を招き、過度なダイエットは十分な栄養を確保できないことで、定着率が下がってしまいます。定着する前のマッサージは、脂肪が壊死したり、しこりになったりするリスクがあるので控えましょう。
脂肪注入豊胸の施術後の注意事項
ブラジャーの着用 術後3ヵ月はカップ付きのキャミソール ※術後1ヵ月感はノーブラが推奨
シャワー 翌日から可能 入浴 約1週間後から可能
飲酒 定着率のために術後3ヵ月は控える
スポーツ 定着率のために術後3ヵ月は控える
シリコンバッグ豊胸のダウンタイムや注意点
シリコンバッグ豊胸のダウンタイムや注意点 シリコンバッグ豊胸は、ワキから数cm切開してスペースを作り、シリコンバッグを挿入してバストアップさせる豊胸術です。 施術時間は90分程度で、ダウンタイムも長くなりますが、大きなサイズアップが期待できます。
ダウンタイムの期間
施術の種類により異なりますが、最低でも1週間~3週間は内出血や痛みが生じます。そのためお体に負担のかかることは避け、安静に過ごすことを心がけてください。 お仕事の復帰は業種にもよりますが、少なくとも1週間程度は控えたほうがよいでしょう。
挿入方法による術後の痛み
痛みが強くでやすいシリコンバッグ豊胸ですが、実は挿入方法によって痛みの程度が異なります。痛みが少ないことに越したことはないですが、それぞれのメリット・デメリットを考慮したうえで決める必要があります。
シリコンバッグ豊胸の施術後の注意事項
ブラジャーの着用 術後3日程度はバストバンドを着用 その後3週間程度はスポーツブラを着用
シャワー 患部を避けたシャワーは3日後から可能
入浴 抜糸後、約1週間後から可能
飲酒 ダウンタイム中の1〜2ヵ月は控えることを推奨
スポーツ 約2〜3週間後は軽いウォーキング等の軽い運動は可能 激しいスポーツは1ヵ月程度は控える
ヒアルロン酸豊胸のダウンタイムや注意点
ヒアルロン酸豊胸は、手軽に自然なサイズ感で胸を大きく見せられる豊胸術です。 ダウンタイムは最も少なく、初めての方でも受けやすいのがメリットです。ダウンタイムは1〜2週間程度 ヒアルロン酸豊胸のダウンタイムは、豊胸術のなかで最も短い1〜2週間程度です。 腫れや筋肉痛のような軽い痛みは1週間程度、内出血などは1〜2週間程度で落ち着きます。
しこりや感染症のリスク
痛みが少ないヒアルロン酸豊胸ですが、注入量や注入場所を見誤ると、しこりや感染症を招くリスクがあります。術後に強い痛みが続く、熱を帯びている感覚がある場合は、炎症を引き起こしているケースもあります。 術後にいつまでも痛みがひかない場合は、速やかに医師に連絡しましょう。
マンモグラフィー検査が困難
ヒアルロン酸豊胸後、特に乳腺が多い方は、マンモグラフィー検査の判定が困難になることがあります。また万が一しこりが発生している場合、マンモグラフィー検査でヒアルロン酸を潰してしまい、炎症を悪化させてしまう恐れがあります。 ヒアルロン酸豊胸を受けた場合、マンモグラフィー検査を受ける際は、事前に検査の可否を医師に相談しましょう。
ヒアルロン酸豊胸の施術後の注意事項
ブラジャーの着用 施術当日から着用可能 ただしノンワイヤーブラジャーが推奨
シャワー 患部を避けたシャワーは当日から可能
入浴 3日後から可能 飲酒 2〜3日間は控える
スポーツ 激しいスポーツは3週間控える
豊胸後のダウンタイムの過ごし方のコツ
豊胸術はダウンタイムをどう過ごすかによって、その後の結果も変わってきます。 しっかり効果を引き出すためにも、次の3つを押さえておきましょう。
術後3日は特に安静にする
いずれの豊胸手術でも、術後3日は最も安静にするべき期間です。術後3日間が最も痛みが強く出ます。そのためできる限り仕事休みを取り、自宅で安静にして、極力胸部を触らないようにしてください。
喫煙・飲酒を控える
喫煙や飲酒は、抗生剤の効果の減少や、傷の治りが遅くなる原因になります。 特に喫煙は、脂肪注入豊胸の脂肪の定着率を下げることにつながるため、ダウンタイム中の3ヵ月は控えるようにしてください。
ノンワイヤーのブラジャーを着用する
いずれの豊胸手術でも、ダウンタイム中はなるべく締め付けの少ないノンワイヤーのブラジャーを着用しましょう。 スポーツブラや、カップ付きのキャミソールでも可能です。ワイヤー入りのブラジャーだと、痛みが生じたり、左右差やズレが生じたりする恐れがあります。
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