バストアップは、多くの女性にとって常に気になるテーマです。美容整形で理想のバストを手に入れる方法もありますが、「できれば手術は避けたい」と考える女性も多いでしょう。
そこで、手術をせずにバストアップができる方法を探している方も多いと思います。実は、身近な食材を取り入れることで、豊胸手術なしでもバストアップの効果が期待できるのです。毎日の食事に少しだけ気を配ることで、バストアップの可能性が高まるかもしれませんので、ぜひ試してみてください。
私たちの体は、毎日の食事から摂取する栄養素で構成されています。筋トレなどを行う際に、例えばタンパク質を意識的に摂取することで筋肉がつきやすくなることは広く知られています。それと同様に、バストアップを目指す場合も、バストに良い影響を与える食材を積極的に取り入れることが大切です。
バストアップに繋がると考えられる6つの栄養素
タンパク質
タンパク質は、バストアップに限らず、私たちの身体にとって欠かせない「三大栄養素」のひとつです。
ハリのあるバストを支えるために重要なのは、クーパー靭帯と大胸筋ですが、これらの組織は主にタンパク質で構成されています。したがって、バストアップを目指すには、タンパク質をしっかり摂取することが大切です。また、タンパク質は女性ホルモンの分泌を促進するとも言われており、これもバストアップに寄与する可能性があります。
アミノ酸(アルギニン・リジン・オルニチン)
タンパク質を合成するために欠かせない栄養素です。
大豆イソフラボン
女性ホルモンに似た働きをする栄養素は、乳腺や脂肪組織の発育を促進し、丸みのある女性らしい体を作るとされています。これにより、バストアップや女性らしい体型の形成に寄与することが期待できます。
ボロン
ボロンは、女性ホルモンの働きを活性化し、乳腺細胞の増加を促進することで知られています。さらに、発達した乳腺に脂肪を効率的に付ける効果があり、バストの脂肪を増やすのに役立つとされています。ボロンは、バストアップに貢献する優れた栄養素として注目されています。
ビタミンE
バストに必要な栄養素を届けるためには、血行を良くすることが重要です。ビタミンEは、血行促進を助けるだけでなく、活性酸素を減少させる働きもあります。そのため、ビタミンEはバストの健康を保ち、アンチエイジングにも効果的だと考えられています。
ミネラル
ミネラルとは、カルシウム、リン、亜鉛、カリウムなどを含む栄養素の総称です。ミネラルは、タンパク質やビタミンの働きをサポートし、体のさまざまな機能を維持するために不可欠な役割を果たします。体内では自然に生成されないため、食事から積極的に摂取する必要があります。
バストアップ効果が期待できる食べ物7選
バストアップに繋がると考えられる栄養素には、タンパク質、アミノ酸、大豆イソフラボン、ボロン、ビタミンE、ミネラルなどが挙げられることがわかりました。それでは、これらの栄養素を摂るためには具体的にどんな食べ物を食べればいいのかをご紹介します。
タンパク質を多く含む食べ物
- 鶏ささみ肉
- 豚もも肉
- 鮭
- サンマ
- 牛乳
- ヨーグルト
- 卵
成人女性の一日のタンパク質の摂取目安は約50gとされています。以下は、食品100gあたりのタンパク質含量です:
- 鶏ささみ肉: 23.9g
- 豚もも肉: 22g
- 鮭: 22g
- 卵: 12g
これらの食品を一日三回の食事でバランスよく摂取するのが理想です。しかし、タンパク質だけを効率よく摂取するのは難しいことがあります。お肉や乳製品を多く摂取すると、脂質や糖質も増えてしまい、カロリーオーバーになりがちです。
そのため、効率的なタンパク質の摂取方法としては、プロテインサプリメントを活用するのも一つの方法です。プロテインは高品質なタンパク質を手軽に摂取できるため、カロリーコントロールをしながら必要なタンパク質量を確保するのに役立ちます。
アミノ酸を多く含む食べ物
- チーズ
- マグロ
- カツオ
- 鶏むね肉
- 牛豚レバー
- 卵
- 豆乳
- 凍り豆腐
アミノ酸はタンパク質を合成するために欠かせない栄養素です。成人女性の一日の摂取目安は185gとされています。
特に「必須アミノ酸」は体内で合成できないため、食事から摂取する必要があります。良質なタンパク質をバランスよく摂取することで、必須アミノ酸も同時にバランスよく摂取できます。これは、アミノ酸が体内で適切に機能し、健康を維持するために重要です。
大豆イソフラボンを多く含む食べ物
- 納豆
- 豆腐
- 味噌
- 油揚げ
- きなこ豆乳
大豆イソフラボンは、その名の通り「大豆」に豊富に含まれています。1日の摂取目安としては、約50gが推奨されています。具体的には、納豆であれば1パック(約50g)、豆腐であれば2分の1丁(約110g)に相当します。
大豆食品は、日本の食文化に馴染み深く、取り入れやすい食材です。納豆や豆腐は調理せずそのまま食べることができるため、日々の食事に簡単に追加することができます。例えば、朝食に納豆を添える、昼食に豆腐をサラダやスープに加えるなど、いつものメニューに取り入れてみると良いでしょう。
ボロンを多く含む食べ物
- キャベツ
- リンゴ
- ぶどう
- 梨
- 海藻類
- アーモンドなどのナッツ類
ボロンの一日の摂取目安は約3gです。これに相当する量は、キャベツなら1玉、リンゴなら1個、アーモンドなら20粒です。
キャベツだけでボロンを摂取しようとするとかなりの量を食べなければならないため、複数の食品からバランスよく摂ることが推奨されます。また、ボロンは熱に弱いため、生で食べるのが最適です。酸化すると栄養素の働きが弱まるため、みじん切りにせず、大きめにカットするか手でちぎって使うと良いでしょう。
例えば、キャベツメインのサラダに海藻類を加えると、ボロンを手軽に摂取することができます。これにより、ボロンを効率よく取り入れた食事が実現します。
ビタミンEを多く含む食べ物
- うなぎ
- アーモンド
- アボカド
ビタミンEの一日の摂取目安は約6mgです。これに相当する食品量は以下の通りです:
- うなぎ: 約1/2尾
- アーモンド: 約20粒
- アボカド: 約1個
ビタミンEは血行促進作用があり、バストに効率よく栄養素を届けるのをサポートします。また、抗酸化作用があり、身体のサビ取り効果が期待されるため、「若返りビタミン」とも呼ばれています。ビタミンEを積極的に摂取することで、健康的な肌やバストの維持にも役立つでしょう。
ミネラルを多く含む食べ物
- 海藻類
- 豆腐
- 小松菜
- ほうれん草
- バナナ
- チーズ
ミネラルとは、カルシウム、リン、亜鉛、カリウムなどの栄養素の総称で、一日の摂取目安量は約100mgです。以下の食品でこれに相当する量が摂取できます:
- 豆腐: 約2分の1丁
- 小松菜: 約4分の1束
- バナナ: 約1本
ミネラルは、タンパク質やビタミンの働きをサポートする大切な栄養素ですが、一種類のミネラルを過剰に摂取すると、他のミネラルの吸収が妨げられる可能性があります。そのため、バランスよく摂取することが重要です。
また、ミネラルは筋肉や骨の健康を維持するために必要不可欠な栄養素であり、体内で自然に作られることはないため、食事から積極的に摂取することをおすすめします。
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